目のだけではなく、全身に症状が広がる眼精疲労。
パソコンやスマホが普及した現代、眼精疲労にお悩みの方も多いと思います。
この記事で今すぐ始められるツボ押しをご紹介!
眼精疲労対策にはツボ押しが有効!

目の疲れや痛みだけでなく、全身にまで症状が広がってしまう眼精疲労。
その原因は目の酷使や乾燥、ストレスなど非常に多岐に渡ります。
原因を根本から解決するのは簡単にできることではありません。
例えば、「目を酷使するのはやめましょう。」といったところで仕事上パソコン画面を見続ける必要が人も多いでしょうし、
「ストレスを溜めないようにしましょう。」といったところで、人間関係からくるストレスであったり、仕事上でのストレスはなくそうと思っても簡単になくせるようなものではありません。
また、プライベートにおいても、スマホが普及し、もはや手放すことは難しい時代になっています。
つまり、目の酷使やストレスを取り除くといった解決方法をとる場合は非常に労力が必要であったり、勇気が必要になったりします。
眼精疲労の症状が重い場合には仕事を休んででもストレスを取り除いたり、目を休養させたりする必要も出てきますが、
症状が軽い場合にはやはり仕事を休むなどの方法をとるのは難しいと思います。
ですので、違った方法での対策も考える必要があります。
今回は中でも手軽に行えて、効果も実証されているツボ押しをご紹介いたします。
ツボといっても体には約700箇所ものツボがあります。
果たしていったいどのツボを押せば眼精疲労に有効に働くのでしょうか?
眼精疲労や疲れ目に有効なツボ4つ!

眼精疲労に有効なツボは以下の4つです。
- 睛明(せいめい)
- 承泣(しょうきゅう)
- 四白(しはく)
- 魚腰(ぎょよう)
それぞれ解説いたします。
・睛明(せいめい)

眼鏡の鼻当てが当たる辺りの部分にあるこのツボは眼精疲労に対してだけではなく、目が充血した時にその充血を抑える効果もあります。
1分間程度やさしく押し続けると効果的です。またこのツボを押しながら目をぎゅっとつぶったり、眼球をグルグル回したりすることです。
睛明(せいめい)についてはこちらの記事でも記述しているので併せてご確認ください。
・承泣(しょうきゅう)
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このツボは目の周りの骨のくぼみ(眼窩)の縁にあり、瞳孔の真下に位置します。
目を閉じた状態で中指を承泣(しょうきゅう)に当て、人差し指と薬指を添えた状態で下向きに押すのが有効で、
眼精疲労にだけでなく、白内障や緑内障といった眼病にも効果が期待できるツボです。
また、近視の視力回復にも効果がありますので、眼精疲労でなくともこのツボを正しく押すことで
多くの目のトラブルを解決することができます。
ただし、押し方について注意点があります。
ツボを押すときに目の方向へ押してはいけません。
また、ツボを押さえる時も指が眼球を圧迫しないようツボに浅く指をあてるよう心がけてください。
これらの行為を行うと眼球が圧迫され、目に悪影響を与える可能性があります。
承泣(しょうきゅう)のツボを押すときはこれらの注意点を意識して、眼球を圧迫しないように気を付けましょう。
・四白(しはく)

承泣(しょうきゅう)と同じく瞳孔の真下に位置し、承泣(しょうきゅう)からさらに下に1センチほどのところにあります。
眼精疲労や疲れ目に加え、目のクマや顔のむくみ解消といった美容的な側面でも効果があります。
痛みを感じない程度の強さで軽く刺激するのが効果的です。
手のひらに顎を乗せ、そのまま中指で四白(しはく)を押すと、力が入りすぎず、ちょうどいい力加減で押すことができます。
・魚腰(ぎょよう)

眉毛上にあり、その眉毛の真ん中、瞳孔の真上に位置します。
このツボは眼精疲労や疲れ目に加え、近視や老眼にも効果があります。
このツボは両手の親指を使って上に押し上げるように押すのが効果的です。
承泣(しょうきゅう)と同様に、眼球を圧迫しないようにツボを押す必要があります。
ですので目の方向へ押さない、目の奥へ指を押し込まない、といった注意点を守って正しくツボを押しましょう。
ツボ押しで眼精疲労対策をするメリット

眼精疲労に効くツボとして4つのツボを挙げました。
多くの方はお気づきかと思いますが、
ツボ押しには眼精疲労に対する効果以外にも近視であったり、目のクマであったり、複数の効果が期待できることが多いです。
つまり、ツボ押しによる眼精疲労解消は目の健康全般に役立つので、
眼精疲労に悩んでいない方でも目のトラブルを抱えている方なら覚えておいて損はないでしょう。
ちなみに管理人はこれらのツボ押しで効果を実感し、眼精疲労の症状を和らげることができました。
管理人の場合はこの中で一番気持ち良かったのは睛明(せいめい)のツボでしたが、
気持ちいいと感じるツボは人それぞれあると思いますので、自分で押してみてリラックスできるツボを見つけてみてください。
※ツボ押しは、正しい場所を、適切な力加減で刺激なければ効果が得られないどころか、場合によっては症状が悪化してしまう場合もあります。
けがをしている時や痛みを感じる場合はツボ押しを避け、医者に相談の上でツボ押しを行ってください。
また症状に個人差があるようにツボ押しの効果にも個人差があります。
自分に効果があったからと言って他に人に同じだけ効果が出るわけではありませんのでご注意ください。